王様の耳

働き人の独り言

死と生の隣り合わせ

1年前の今日、親しい人を亡くした

 

急ごしらえの安置室の隣は、

当直室だったらしく、

廊下にまでいびきが聞こえてきた

 

死と生が隣り合った部屋の前で

複雑な気持ちになったことを

昨日のように覚えている

 

死はいつか必ず訪れる

それが明日かもしれない

 

いつもはあまり意識を向けない、

時間の大切さを、今日は何だか

1日中感じている